世界の中心は桐谷さくら

ママでもなくサラリーマンでもなく妻でもなく私

ちきりんさん著書「自分メディア」はこう作る!を読んで

こんにちは

最近たっぷり時間があるので、読書を楽しんでおります。

大好きなちきりんさん著書「「自分メディア」はこう作る!」を読みました。

 

こちらの本はちきりんさんのブログ「chikirinの日記」を、個人ブログからひとつのメディアとして育てるまでにどのようなことがあったか、何を行なったかを教えてくれる本です。

私は紙の書籍バージョンを読んだので、前半は上記の内容、後半は出版前までのベストエントリーをまとめた内容となっていました。

 

「自分メディア」の確立

まず、この本はブログのPV数を増やしたい!ブログの収益を増やしたい!といったことを目標としていません。

タイトルにもあるように「自分メディア」をどう作っていくか、を解いています。

 

ん?

それって何が違うの?

 

って感じかもしれませんが、これはブログで、稼ぐを目標とするのではなく、特定の感度の高い読者に向けてブログ(途中からはTwitterも)をどう運営していくか?を目標としています。

なので、ブログエントリの最初に広告を入れたりせず、いかに読みやすくブログ自体の価値を高めるかといったことが書かれています。

 

最近はブログを使ったアフィリエイトでどう稼ぐか?といった内容の情報商材YouTube動画がたくさんある中で、これはとても新鮮だ!と思いました。

インフルエンスをどのように使うかが肝となり、それを広告宣伝に使えば収益に直結しますが、あえてそうしない(広告等を入れない)ことでさらに自分メディアの価値を高めているようです。

書籍や製品の紹介に関しては基本的はご自身で購入したもののうち、特に素晴らしいと思ったもののみを紹介。PR案件はほとんど受け付けていないなど、近年のインフルエンサーとは異なったスタンスで活動されています。

 

また、こうしたノウハウ本はどうしても成功体験をベースに書かれていることが多いですが、ちきりんさんは個人ブログから人気ブログになるまでの試行錯誤が書かれています。

例えば、現在の肩書きは「社会派ブロガー」となっていますが、初期は「バリきゃり・ちきりん」を利用されていたとのこと!今のちきりんさんのスタンスからはちょっと意外な肩書きです。

 

ネットとリアル

次に他のクリエイターと違うのは、ネットとリアルを明確にされているということです。

例えば

・ネットで一般的に使用されている用語でもそれが日常的に使われていないのであれば、使用しない、もしくは説明を加える。

・ネット界隈で話題になっていることを接客的に記事にしない

 

上記使い分けにより、ちきりんさんの書籍を読んでブログに興味を持ってくれた「ネットフレンドリー」ではない読者の取り込みに成功しています。

ブログ読者を増やしたいと思った時に、普段インターネットを使わない人をどのように取り込むか?といった点に注力しているブロガーさんはなかなかいないと思います。

 

強みを言語化して発信すること

「chikirinの日記」の強みは、圧倒的にわかりやすい文章であること、とちきりんさんご本人がおっしゃってます。

そして、大切なことはこの強み(差別化ポイント)を把握し、言語化して発信することだそうです。

そうすることで読者が「このブログば読みやすい!」と改めて認識します。

他のコンテンツとの差別化は重要なことですが、ちきりんさんはさらに一歩踏み込みその強みを言語化して発信することまでに言及していらっしゃいます。

この「言語化」作業は自分事になると大変難しいですが、是非やってみようと思いました。

 

この本から大変多くの学びを得ました。

早速今日から実践してみよう!←できてる?笑

 

ばいちゃーん