世界の中心は桐谷さくら

ママでもなくサラリーマンでもなく妻でもなく私

NHKねほりんぱほりん選「元国会議員秘書」が面白すぎたチェケラッチョ

 

NHKで放送していた、ねほりんぱほりん選「元国会議員秘書」をみました。

 

そもそも「ねほりんぱほりん」とは、


顔出しNGのゲストはブタに、 聞き手の山里亮太とYOUはモグラの人形にふんすることで、 「そんなこと聞いちゃっていいの~?」という話を “ねほりはほり”聞き出す新感覚のトークショー。 作りに作り込んだEテレお得意の人形劇と、 聞いたこともないような人生の“裏話”が合体した 人形劇×赤裸々トークをお楽しみください!

公式サイトより

 

といった番組でして、気になっていたので今回から録画してみました。

 

番組開始早々、今回のゲスト元国会議員秘書のミナミさん(仮名)登場。

聞き手の2人に何やら手土産を持ってきたようで、山里さんには鱒寿司、YOUさんには柿の種を持ってきていました。

→この手土産のチョイスはお二人が本当に好きなものらしく、特に山里さんの手土産に関してはほとんどテレビでも行ったことがないそうです。

 

国会議員秘書すげえ…

 

その後は国会議員秘書の種類や、実際の仕事の様子などを紹介

ミナミさんは公設秘書という立場でお仕事されてて、24時間365日ほとんど休みなし、呼び出されればいつでも対応って形で働いて年収800万円程度とおっしゃってました。

→サラリーマンの平均年収を考えると高めの金額かと思いますが、拘束時間と精神的ストレスを考えると、割に合わないように思いました。

 

じゃあなんで国会議員秘書を続けていたのか?ってことが気になりますが、ミナミさんはこの大変さがあったとしても、他には変えられないやりがいがある!とのこと。

例えば、地元のとある方のお子さんが亡くなられた際に死因を聞き、それについて調べたらまったく聞いたこともない病気であった。こんな病気があるんだ!となり、それについて政治的に色々働きかけを行なったところ、今ではみんなが知っているような病気にまで周知することができた(ざっくりですが)。などなど

 

あと、「葬式チャンス」←笑

っていう言葉があるらしく、地元に行った時には必ずお悔やみ欄を確認して、秘書か本人が知らない人のお葬式にも出向くとのこと。

秘書が行く場合には、「本人は永田町におり、来ることができませんでしたが、代わりに…」って感じで行くんだって。

 

そうするとその親族の人は「うちの◯◯のお葬式に有名な✖️✖️先生が来てくれた!」ってことで、箔もつくし、素直に喜ばれるとのこと。

 

んで、なんで「葬式チャンス」なのかというと、普段の地元周りとかでは一人ひとりに握手をしたりして1票を稼ぐけど、お葬式は出向くことで数十票を一度に稼ぐことができる!

→チャンス!!!

 

もちろん、ライバル候補者も同じことをしてくるので、秘書が出向いた葬式にライバル本人が来ていたりすると、四十九日法要は外さない…!と思うそうです。

 

こんな感じで普段全く接する機会のない国会議員秘書と言う仕事について、大変楽しく勉強することができました。

今回の放送の中で何より印象的だったのが、ミナミさんを含め他の元国会議員秘書の皆さんも、自分が担当していた先生に対して強い尊敬と愛を感じたことと、私が秘書をすれば総理にできる!といった具合に、先生の目となり手となり全身全霊で支えていくという強い思いがあったことでした。

 

相当激務なようなので、おそらく仕事自体が好きじゃないと務まらないし、そういう意味で生き残った方がインタビューを受けてるっていうのもあると思いますが、自分はたとえ家族であってもここまで他人に何かを捧げられないなぁと思いました。

でも、先生の代わりに大量の会議に出席したり、ときにはライバルの不正行為を暴くために夜な夜な街を歩きまわったりするようなこともあるようで、仕事自体は本当に面白そうだなと思いました。

 

今回のミナミさんから感じたとは、国会議員秘書の人たらしっぷりはすごい!応援したくなっちゃうような仕掛けが山盛りでした。🗻

元国会議員秘書の人たらし術とか本書いたら売れそう!

 

ばいにゃん